肩こり解消効果が期待できる栄養成分について

年齢や男女を問わず肩こりで悩んでいる人は多いようです。

肩こりを解消するために、ストレッチをしたり、温めたりといろいろ工夫しても一向によくならない場合は、食生活にも目を向けてみましましょう。肩こりを改善する栄養成分はビタミンB1や、カルシウムやマグネシウムなどの各種ミネラルです。

肩こりの解消のためにとりたい栄養成分と食品

肩こりを解消するには、良質のたんぱく質と糖質、緑黄色野菜をバランスよく摂ることが大切ですが、食べ過ぎは禁物です。特に夕食を食べ過ぎる、全身が疲れ、肩もこってしまいます。また、糖分の摂り過ぎも肩こりの原因となります。

肩こりの予防や解消にはビタミンB群が関係しますが、特にビタミンB1不足が 肩こりの原因になります。ビタミンB1を含む食品は豚肉、ウナギ、大豆製品、乳製品、緑黄野菜、などです。

ビタミンB12 にも肩こり解消効果があり、魚介類やレバー、牛乳や卵に多く含まれています。

ビタミンEは活性酸素を減らす役目を染ます。ナッツ類やアボガドなどに多く含まれます。

ビタミンC は免疫力をアップします。レモン、イチゴやキウイ、ブロッコリーや赤ピーマンに含まれます。

カルシウムとマグネシウムも不足すると肩こりの原因となります。カルシウムは乳製品、魚介類、大豆製品などに、マグネシウムは魚介類、大豆製品、海草類に多く含まれます。*カルシウムの吸収をさまたげるものは、アルコールと食物繊維です。

食物繊維は身体にとって必要ですが、摂り過ぎるとカルシウムと結合して、吸収を阻害します。アルコールの過剰摂取は、骨を弱くすると言われています。

その他にも亜鉛や鉄、DHA、EPAといった栄養成分も、肩こりの解消に効果があります。亜鉛は免疫力を上げる働きがあり、牡蠣やホタテ、ウナギなどに多く含まれています。鉄は細胞に酸素を送る働きをしていますが、不足すると疲労や肩こり、倦怠感に悩まされます。鉄を含む食品は鶏や豚などのレバー類や、アサリやシジミ、ほうれんそうや小松菜などに含まれます。

DHAは細胞膜を柔らかくする働きがあり、血流を良くする栄養成分を含んでいます。DHAを多く含む食品は、ブリ、マグロ、サバ、イワシ、イクラ、カズノコ、スルメイカなどです。缶詰も栄養成分はほとんど変わりがありません。

EPAはイワシ、サンマ、アジ、アナゴ、ウナギなどに含まれ、不足すると血液が固まりやすくなります。DHA もEPAも血流を良くする栄養成分があるので、肩こり解消効果があります。

DHAとEPAの違いとそれぞれの効果とは

肩こりを予防する食事の注意点

人の体は約60兆個の細胞から成り立っていますが、それらの細胞は約3ヵ月かかって生まれ変わります。

肩こりに効く栄養成分をまんべんなく摂りながらも、新陳代謝を促すためには、ある程度節制することも必要です。

次のようなことに気をつけた食生活を送りましょう。

  1. 野菜をたっぷり摂る。
  2. 腹七目にする。
  3. 甘いお菓子は食べない。
  4. 夜遅い食事は避ける。
  5. 食べることでストレスを解消しない。
  6. 油を摂り過ぎない
  7. 缶コーヒーや糖分の入ったジュースをやめる。

毎日、良質なたんぱく質を摂ることで、アミノ酸が効果的に体に作用し、筋肉のコリをほぐすことができます。

肩こりの原因と解消方法

今私たちの生活は階段よりはエスカレーターやエレベーターを使い、室内では何でもリモコンで操作し、パソコンやスマホで買い物をするのが当たり前となっています。このような生活が慢性的な肩こりを招いています。

肩こりの原因は頭を支える首の筋肉や背中の筋肉が緊張して、血行が悪くなることにあります。慢性的なコリが続くと体のあらゆるところに不具合が出てきます。

根を詰めすぎず、マメにストレッチをおこなって血流を良くしましょう。肩こりの原因は、悪い姿勢、長時間の同じ姿勢、運動不足、精神的なストレス、筋力の低下、睡眠不足、血液の循環障害、加齢による関節の硬化などです。

普段から肩甲骨周辺をゆるめて、正しい姿勢をキープすることが大切です。

肩こりの解消法は身体を動かすことはもちろんですが、先に書いた肩こりの解消に役立つ食材をまんべんなくとるとともに、燃焼系の栄養成分を摂取することも効果があります。

燃焼系栄養成分カプサイシンについて

カプサイシンとは、唐辛子に含まれている辛み成分です。

唐辛子を使ったタバスコやトウバンジャン、コチュジャン、ラー油などの調味料にも含まれています。カプサイシンを摂取することで血流が良くなり、肩こりの解消に効果があります。

普段の生活も見直しましょう

パソコンの配置などで姿勢が慢性的に悪くなっていませんか?机やイス、照明をチエックしましょう。

メガネは合っていますか?よく見えないのにメガネをかけなかったり、合わないメガネで本を読んだりパソコンやスマホ作業をすると、自然に首を突き出したり目を細めてしまいますが、この姿勢は一番肩がこりやすいと言われています。

同じ姿勢を取り続けないで、1時間たてば5分~10分休憩することが大事です。

四十肩、五十肩について

腕を肩より高く上げれない、痛くて熟睡できないなどの苦痛を伴う四十肩や五十肩は肩関節の周囲に炎症が来ている症状です。

痛いからといって肩まわりを動かさないでいると、回復が遅れてしまいます。少しずつでも肩回りを動かすことで、徐々に改善されます。

四十肩、五十肩では買い物の荷物を持つのも苦痛なうえ、肩こりの解消効果のある食事を作るのさえ面倒なこともあります。

そんな時は、すっぽんサプリが便利です。すっぽんサプリの主な栄養成分はコラーゲン、アミノ酸、カルシウム、亜鉛、鉄、DHA、EPA、リノール酸、ビタミンA、B群、D、Eなどですが、これらのほとんどの栄養成分は肩こりの解消に効果的です。

まとめ

総体的に肩がこる人の特徴は、なで肩で太り気味、筋力が弱く姿勢が悪い人です。

筋力アップさせるには、肉や魚、卵や牛乳などの動物性たんぱく質と、納豆や豆腐などの大豆製品の植物性のはたんぱく質を様々な食材から摂るようにしましょう。

肩甲骨をほぐして肩の可動域を広げることによって、ある程度肩こりは改善されますが、毎日の食事に気をつけることで、より健康的に肩こりが解消されます。

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