メイクやファッションをばっちりキメていても、目の下にクマがあると顔がなんだか疲れて見えてしまいます。せっかくのメイクやファッションも、なんだか残念な印象になってしまうでしょう。
目元のクマは疲れ顔の原因になります。
今回は、そんな厄介なクマを撃退して疲れ顔を解消する方法をご紹介します。クマのないイキイキした顔を手に入れたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
目元で第一印象が決まる！？
人は相手と会話するときに、一番注目するのは目元です。
「目は口ほどにものをいう」ということわざがあるように、目元に相手の気持ちが現れていることもあるのです。このように、顔の中でも大事なパーツである目元は、第一印象を決めてイメージを作る場合があります。
そんな目元は、いつでも若々しく魅力的でいたいですよね。
目の下にクマが出来ていると、顔全体が疲れて見えて実年齢より老けて見せてしまうこともあります。自分をより魅力的に見せるには、目元をしっかりケアすることが大切です。
疲れ顔の特徴
体は疲れていないのに、「顔が疲れている」「寝てないの？」などと言われることはありませんか？
そんな風に疲れ顔に見えてしまうのは、何が原因なのでしょうか。
顔が疲れて見える疲れ顔の特徴は、目の下にクマヤくすみができていることが多いです。目の下にクマができると、顔が疲れて見えて老けて見えるでしょう。
このようなクマを隠そうとファンデーションを重ねると、メイクが濃くなって余計に老けて見えるので注意が必要です。また、ファンデーションがクマや目の下のたるみのせいでよれてしまい、汚く見えてしまうこともあります。
疲れ顔を改善するには、目の下のクマを根本的に解決することが大切です。
疲れ顔を引き起こす原因
では、クマを中心とした疲れ顔を引き起こしてしまうのは、何が原因なのでしょうか。
一番に考えられる原因は睡眠不足です。夜更かしや睡眠不足が続くと、目の周りの血行が悪くなり、目の下にクマができてしまいます。
また、生活習慣の乱れやストレス、体の疲労、ホルモンバランスの乱れなど様々な要因が絡み合って目の下にクマができる場合もあるのです。
目の下のクマの種類
クマにはいくつかの種類があります。同じように見えるクマも、じっくり観察すると色や状態が微妙に異なるので注意しましょう。
まずは、クマの種類とその原因について知っていきましょう。
茶クマ
茶クマは、目の下に小さなシミがつらなるようにできている状態を指します。この茶クマは、色素沈着やメラニンの増加、角質肥厚が主な原因です。
日々の紫外線対策を怠ったり、洗顔やクレンジング時に目の周りを強くこすったりしてしまうことで肌が強い刺激を感じ、メラニンが大量に生成されてしまうのです。
そして、メラニンを排出させるターンオーバーの機能が追い付けず、目の周りで角質肥厚や色素沈着が起こり、茶クマが発生するのです。
また、目の周りは意外にも紫外線が当たりやすい部分です。日焼け止めを塗ることはもちろん、サングラスや日傘、帽子などのアイテムを活用して紫外線対策を十分に行うことが大切です。
黒クマ
黒クマは、目の下にたるみができることで黒い影が発生し、皮膚の色が変わって見える状態を指します。黒クマは皮膚のハリや弾力が低下し、目の下にたるみができることが原因です。
もともと薄くデリケートな目の周りの皮膚が加齢に伴いさらに薄くなり、たるみができやすくなるのです。
また、目の下にある眼窩脂肪を支えている筋肉が弱くなってゆるくなり、その下にへこみができます。この影が黒く見え、クマになるのです。
黒クマは顔を上に上げた時に薄く見える場合があるので、鏡を見て観察してみましょう。
青クマ
青クマは、目の下が青く暗くなっている状態を指します。この青クマは、睡眠不足によって目の周りの血流が滞ってしまうのが原因です。
また、青クマの原因は睡眠不足だけではなく、スマホやパソコンの使い過ぎによる眼精疲労、体の冷えなどが原因になることもあります。
目の周りの皮膚はとても薄くデリケートで、毛細血管がたくさん走っています。この毛細血管が血行不良になることで、毛細血管が青くなり、皮膚を通して見えるため、青クマとなるのです。
タイプ別！クマ撃退方法
では、疲れ顔の原因となる目の下のクマを撃退するにはどうすればよいのでしょうか。
ここからは、クマのタイプ別に撃退方法をご紹介します。自分のクマはどのタイプかを確認し、クマの種類に合ったケアを実践してくださいね。
茶クマの撃退方法
目元が茶色くくすんでしまう茶クマは、加齢に伴って濃くなることがあります。茶クマが濃く目立ってしまう前に、しっかりケアすることが大切です。
茶クマを改善するには、紫外線対策と保湿を心がけることがポイントとなります。外出する際は、必ず日焼け止めを塗って紫外線のダメージから肌をしっかり守りましょう。
また、メラニンが増加して角質が厚くなっている場合は、ピーリングや酵素洗顔で角質ケアを行うこともおすすめです。
ピーリングや酵素洗顔は、通常の洗顔では落としきれない古い角質を優しく落とす効果があります。しかし、目元の皮膚は薄いので、強くこすらないように注意しましょう。また、ピーリングや酵素洗顔はやりすぎると肌に負担になるので、週に1～3回を目安に行うことが大切です。
黒クマの撃退方法
黒クマは、皮膚のたるみや筋肉の老化が原因なので、肌に弾力とハリを与えるケアや、フェイスマッサージなどが効果的です。
黒クマが気になる方は、毎日のスキンケアにコラーゲンやエラスチンの産生を促す成分が含まれた化粧品を使うことがおすすめです。コラーゲンやエラスチンは、肌にハリや弾力を与える重要な成分です。
また、コラーゲンを増加させるには、コラーゲンそのものを取り入れるのではなく、コラーゲンを作る繊維芽細胞を活性化させる成分に注目しましょう。毎日使用する化粧品の成分には、レチノールやレチノイン酸トコフェリルなどのビタミンA誘導体、ビタミンC誘導体などがおすすめです。
青クマの撃退方法
血行不良が原因の青クマを撃退するには、目の疲れをとることが一番です。
デスクワークの方はパソコンに向かう時間が長いので、目が疲れやすく、血行不良になりがちです。定期的にパソコンから目を離し、目をしっかり休ませることが大切です。休憩時間もスマホを触らないようにし、目元のマッサージをするなどして血行不良を防ぎましょう。
また、蒸しタオルなどで目の周りを温め、保湿することもおすすめです。
他にも、目の周りのツボを優しく刺激する、軽くフェイスマッサージをする、湯船につかって体を温める、ショウガなど体を温める食事を摂る、ストレッチや適度な運動を心がけることなども効果的です。
これらを意識して続けることで、全身の血行が良くなり、青クマの改善につながります。
デリケートな目元のケアをする際の注意点
目の下のクマを改善するためには、目の周りを美容液などでしっかり保湿することが大切です。しかし、目の周りの皮膚は非常に薄くデリケートなので、ケアする際は優しく丁寧に行う必要があります。
力を入れて美容液を塗るなど、皮膚をこするようにマッサージしてしまうと、皮膚に負担がかかりクマが余計に悪化してしまう可能性があるのです。目の周りは、指に力を入れないように優しく触れるようにしましょう。
また、クリームや美容液の量が少ないと、皮膚になじませる時に摩擦してしまう場合があります。肌に美容成分をしっかりなじませるためにも、目の周りはクリームや美容液をたっぷり塗ることが大切です。
クマをメイクで上手に隠すコツ
今すぐに目の下のクマを改善したい場合は、メイクで上手にクマを隠しましょう。ここからは、すぐにできるクマ隠しメイクをご紹介します。
クマを上手に隠すメイク方法
それでは、クマを上手くメイクでカバーする方法をご紹介します。皮膚をこすらないように優しく行ってくださいね。
１．コンシーラーを目頭から放射線状に塗る
クマを隠すにはコンシーラーを上手く活用しましょう。しかし、コンシーラーをクマが目立つ部分にだけ乗せると、クマが浮いてしまいます。目の真下だけにコンシーラーを塗るのではなく、目頭から放射線状にのせていきましょう。
厚塗りにならないように注意してのせます。
２．コンシーラーを指で軽くなじませる
目の下に乗せたコンシーラーを指の腹を使って軽くなじませます。横に伸ばすのではなく、指の腹で軽く叩くようになじませると自然に見えます。
３．クマに近い位置にチークを塗る
コンシーラーでカバーしたクマをより自然に見せるには、チークの位置がポイントになります。クマに近く、頬の高い位置にふんわりとぼかすようにチークを入れましょう。
この位置にチークを入れることにより、瞳に潤いと光を与え、血色効果も高まります。
【コンシーラーの選び方】
目の下にできたクマを上手に隠すには、コンシーラーの種類が重要です。
おすすめはオレンジベージュ色のコンシーラーです。オレンジ色は目元を明るくイキイキと見せ、黒いクマをキレイに隠してくれます。
また、コンシーラーはスティック状のものではなく、柔らかく描きやすい筆ペンタイプのもの良いでしょう。クマの色が最も濃い部分にコンシーラーをライン状にのせ、指の腹でそっとなじませましょう。
疲れ顔が慢性化する前に対策しよう！
いかがでしたか？
疲れが無く元気なのに、周りから疲れていると思われてしまう方は、目の下のクマが原因で疲れ顔になっている可能性があります。
疲れ顔は、顔を老けて見せてしまうので厄介ですよね。顔全体が暗い印象になる前に、しっかりクマを改善することが大切です！
自分のクマのタイプを鏡でじっくり確認し、クマのタイプに合った適切なケアを行い、疲れ顔を撃退しましょう。目の下のクマがなくなることで、顔全体が明るく見え、若返り効果まで期待できますよ！
