「肌にハリがなく、くすみが気になる」「白髪が増え、パサついている」「爪が割れて表面が凸凹している」などの悩みを抱えていませんか?
このように目に見える部分だけでなく、体の中でも骨がスカスカになり、骨粗しょう症にもつながりかねません。
血管がもろくなっていることも考えられます。
その理由は、「ケイ素が不足しているから」かも。
「ケイ素」とは何なのでしょうか。
なぜケイ素が足りないと肌や爪が荒れてしまうのでしょう?
ケイ素を体の中で増やすにはどうしたらいいのでしょう?
こんな疑問を解決していきたいと思います。
目次
「ケイ素」の美容や健康への影響は?
ケイ素は美容面や健康面でどのように働くのでしょうか?
コラーゲンの生成
誰もが知っている、美容の主役とも言えるコラーゲン。
真皮の中で網目状に存在し、肌の弾力を保っています。
ケイ素はこのコラーゲンを構成しているのですが、それだけではなく、エラスチン、ヒアルロン酸といったコラーゲンにとって大切な要素も構成しています。
なおかつ、コラーゲン同士を束ねており、束ねる力が強ければ網目も小さく強くなり、コラーゲンの密度が上がるため弾力が高まります。
これがケイ素の働き。
「美のミネラル」と呼ばれるのもうなずけますね。
抗酸化作用
ケイ素には体が酸化するのを抑える抗酸化作用があります。
「体が酸化」とはどういうことでしょうか?例えば釘。
釘が錆びてグロテスクな物体に変化したものは見たことがあると思いますが、これは鉄が酸化した、つまり錆びた姿。
同じことが体の中や肌、髪などでも起こっています。
酸化とは老化すること。
この酸化を引き起こす活性酸素を抑えるのが抗酸化作用。
ケイ素はその抗酸化作用で老化を遅らせる働きがあります。
ケイ素はアンチエイジングの頼もしい味方、というわけです。
ブースター効果
化粧水や美容液などの基礎化粧品を肌に浸透しやすくするのがブースター(導入液)。
ケイ素はこのブースターの役割をします。
手持ちの基礎化粧品にあまり効果を感じないという場合、ケイ素入りのブースターを使ってみるといいかも。
デトックス作用
ケイ素にはデトックス作用もあります。
体内のカドミウム、水銀、クロム、ヒ素などといった重金属や、酸化した油を体外に排出してくれるんです。
ケイ素を含む水で野菜や果物を洗うと、農薬などが水の中に溶けだして色が変わるという実験結果もあります。
骨が丈夫に
カルシウムだけを摂っても骨は丈夫になりません。
骨まで運んでもらわないとカルシウムだけではやがて排出されてしまうだけ。カルシウムを骨まで運んでいるのがケイ素なんです。
ケイ素の摂取量と骨密度(BMD)は比例するとの報告もあり、骨粗しょう症の予防・改善に期待が寄せられています。
大切なケイ素なのに…
ケイ素が不足すると髪にはツヤやコシがなくなり、肌は乾燥や吹き出物などのトラブルを起こします。
骨も骨密度が下がって脆くなり、年齢を重ねた女性は骨粗しょう症になる恐れもあります。
こんなに大きな役目を果たしているケイ素。
なのに、体の中で生成することができません。
わたしたちは生まれる時に、体内にケイ素をもっていますが、外から補わない限りどんどん消耗していくだけになります。
成人1人あたり1日に10mg~40mgを消耗すると言われており、ケイ素は加齢とともにどんどん足りなくなって老化が加速してしまいます。
外から摂取するしかないケイ素ですが、どのように摂ればよいのでしょうか?
ケイ素とは
どのように摂るか、を考える前に、ケイ素がどのようなものなのか、知っておきたいと思います。
ケイ素って何?
ケイ素(珪素)とは、「シリカ」とも呼ばれ、植物や土、岩や石などに含まれる天然ミネラルの一種です。
人間の皮膚、骨、髪などにも含まれていて、人間に必須の超微量ミネラル。
摂取して3~9時間ほどで体外に排出されます。
地球上には大きく分けて、鉱物由来(結晶性)のものと、稲のもみ殻などの植物由来(非結晶性)のものの2つが存在しています。
こんなところにも…
ケイ素は身近で意外なところに使われています。
それは、化粧品。
メイクアップ化粧品、ネイル製品、日焼け止め製品、スキンケア化粧品、ボディケア製品、パック製品などに使用されています。
パウダー状のものが湿気によって固まってしまい、固形化するのを防いだり、クリームなどの油分と水分が分離したりしないよう安定化などの目的で使われています。
ケイ素の概略についてお伝えしましたが、わたしたちにとって大切なケイ素をどのように摂るか、体に吸収させるか。
ケイ素を粉状になるまで細かく砕いて粉末にしたものを摂取しても、体の中を素通りして排出されてしまうだけ、なんだそう。
ケイ素を体に取り入れるいい方法があるのでしょうか?
ケイ素を体に吸収させるには?
ケイ素を吸収するにはどうすればいいのでしょう。
それは、水に溶ける性質「水溶性」にすることです。
ケイ素を水溶性にするには?
ケイ素を水溶性にするには様々な方法があります。
一例ですが、水晶を使ってケイ素を取り出す方法では、純度の高い(99%)水晶石を2000℃の高温で8時間以上燃焼させ、特殊なフィルターを使って水に溶かすと、ケイ素濃縮溶液が生成されます。
この濃縮溶液を水に溶かして飲めばケイ素を体に吸収することができるというわけです。
濃縮液だけじゃない
ケイ素を摂取・吸収する方法は濃縮液しかないのでしょうか。
そんなことはありません。
シリカ水、サプリメント、食材からも摂取できます。
濃縮液のメリットは純度が高いことと、いろんな形で摂取できること。
水に溶かして飲んでもいいし、肌のトラブルを起こしている箇所に水で薄めた濃縮液を直接スプレーするなど、マルチに使えます。
食材から摂るのも難しいそうですが、ケイ素を多く含む食材をいくつかご紹介しますね。
ケイ素を多く含む食材
【穀物】キビ、じゃがいも、大麦、小麦、トウモロコシ
【野菜・果物】赤かぶ、アスパラガス、サラダ菜、イチゴ、ニンジン、ぜんまい、かんぴょう
【魚介・海藻】青のり、ひじき、(乾燥)わかめ、(生)わかめ、昆布、あさり
【乳製品】バター、チーズ、牛乳
これらの食材を意識して摂るようにしましょう。
体の中では作ることができないケイ素。
濃縮液、シリカ水、サプリメント、食材などで積極的に補うようにしましょう。
ケイ素濃縮液のご紹介
なぜ濃縮液?
ケイ素を摂るにはいくつか方法がありますが、ここではケイ素濃縮液をご紹介します。
持ち運びに便利な濃縮液は、外出先でも気が付いた時に摂れるなど、用途が幅広く時間や場所を選ばないという長所があります。
※価格は参考価格です。
硅花 ケイカ 50ml シリカ(ケイ素濃縮溶液) 3300円 keika(ケイカ)
白を基調にしたラベルの真ん中にかわいらしいピンクの花がひとつ。
「硅花 ケイカ 50ml シリカ(ケイ素濃縮溶液)」は見た目から女性らしさを感じられるケイ素濃縮溶液です。
水に少量混ぜて飲料水に、10倍に薄めて顔・髪・体にスプレー、化粧水など基礎化粧品に少量混ぜて、と、濃縮液だからこそマルチに使えます。
水溶性珪素 UMO(ウモ) 濃縮溶液 50ml 4320円 珪素研究会
こちらは白地に青のラベルが爽やかな「水溶性珪素 UMO(ウモ) 濃縮溶液 50ml」。
ケイ素以外にもナトリウム、鉄、マグネシウム、マンガン、リチウムといった5種類のミネラルが含まれています。
熱にも強いのでコーヒーやお味噌汁に入れても。手軽に摂取できるので続けやすい濃縮液です。
umo濃縮溶液 ai ゲルマ 50ml 5292円 株式会社いい毎日
こちらも白地に青のグラデーションを使ったボトルで目にも清浄感を感じられる「umo濃縮溶液 ai ゲルマ 50ml」は、ケイ素以外にも「ゲルマニウム」を配合。
「生ゴミに1スプレー」すると悪臭や雑菌を抑えられるのだそう。
蒸し暑い季節の生ゴミの嫌なニオイには苦労しますよね。濃縮液ならではの使い方です。
珪素Silica Star シリカ スター 100ml 濃縮溶液 8000~9200ppm 4500円 マングローブ
リッチなゴールドをラベルに使った濃縮液「珪素Silica Star シリカ スター 100ml 濃縮溶液 8000~9200ppm」。
化粧水などの基礎化粧品に数滴を混ぜてしばらくすると顔にハリが出るのだとか。
敏感肌の人は美容液などで薄めてください。
濃度が高くなりすぎないよう、少しずつ量を増やして様子を見ながら使用してください。
まとめ
ここまでケイ素についてご紹介してきました。
これまではケイ素についてまったく無関心だったけれど、ケイ素が不足している場合にあらわれるトラブルにぴたりと当てはまってしまった、という方、意外に多いのではないでしょうか。
ご紹介した商品は割高に感じられますが、濃縮液なので薄めて使うとコストパフォーマンスはそう高くないと思われます。
ケイ素を積極的に摂るよう今日からでも始めてみませんか?