子どもが食べても大丈夫?すっぽん効果は得られるの?

すっぽんは色々な効果が得られる食材ですが、どちらかと言うと大人向きの食材だというイメージがありますよね。
もちろん、ほとんどの食材は大人が食べても子どもが食べても問題はないです。

それでも、大人と子どもでは体の状態や肌も違うので、子どもにすっぽんを食べても大丈夫なのか、不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
子どもと一緒にすっぽん料理を食べるのはOKなのか、そしてすっぽん効果は子どもでも得られるのかということについてご説明します。

すっぽんは子どもでも食べられる!

実は、すっぽんは子どもに与えても何の問題もない食材です。

どのくらい小さな子どもから食べられるかと言うと、意外なことに離乳が終わったくらいの年齢からなら食べることは可能です。
すっぽんを子どもに与えても大丈夫かと心配になる方はもしかしたら、すっぽんは漢方薬に使われることも多いために子どもには刺激が強すぎると思っているのではないでしょうか。

しかし、実際にはすっぽんは体に良いから漢方薬の材料となることもあるだけで、薬としてのハッキリとした効果がある訳ではありません。
実際に薬だったら子どもは大人よりも少ない量にするように徹底しなければいけませんが、すっぽんそのものに医薬品としての効果がある訳ではないということがわかれば、子どもにも与えやすくなりますよね。

子どもが小さいとつい、まだすっぽん料理は早いかなと思ってしまいがちですが、気にしないですっぽんを食べに行くことができますよ。

すっぽんの効果に年齢は関係ない

すっぽんには様々な健康効果や美容効果がありますが、まだ成長している途中で老化もしていない子どもにはあまり効き目がないのではないかと思っていませんか。

実はすっぽんの効果は年齢には関係なく、含まれている栄養素がそれぞれに良い影響を与えてくれるのです。
すっぽんに含まれている栄養素としてはコラーゲンやビタミンB群、鉄分、ミネラル、カルシウムなどです。

食事をバランス良く摂るのは難しいことですが、これだけの栄養素が含まれていると足りないものを補うこともできそうですよね。
すっぽんには約20種類ほどのアミノ酸が含まれていますが、このアミノ酸は全て体の内側から作ることができないものとなっているので、すっぽんを食べるだけで補うことができるならとても助かるものです。

よく栄養バランスが悪いならサプリで補うのが良いと言われていますが、すっぽんのように食材で補うことが可能であればそれがベストですよね。

すっぽんを積極的に子どもに食べさせるべき理由は?

すっぽんを子どもに食べさせるのは悪いことではなく、逆に良いこととされていますがその理由はやっぱり栄養価が非常に高いからです。

最近では昔よりも色んな食べ物が溢れていて、美味しい食べ物が安い金額で食べられるようになった一方で、体にあまり良くない食べ物を食べる機会も増えてきましたよね。
だからこそ、不足しがちな栄養素も多く、それが子どもの成長にも影響を与えています。

子どもの成長を促進させてくれたり代謝が良くなる効果も高いので、すっぽんは親が勝手に不安を感じて子どもに与えないという判断をするような食材ではなく、むしろ積極的にどんどん食べさせていくのが正解だと言えます。

成長期の子どもにも与えるのがおすすめな食材ですが、それだけではなく実は胎児にも高い効果が得られます。
妊娠中は自分だけでなくお腹の中にいる胎児を健康にしていかなければいけないので妊婦は普段以上に食べ物に気を遣わなければいけません。

しかし、そんな時でもすっぽんが高い効果を発揮してくれるでしょう。
妊娠中にはバランスが偏った食事を摂ることによって胎児にも健康面での影響が出やすいですが、すっぽんのように栄養満点の食材を摂ることでその栄養バランスの悪さを正していくことができるのです。

もちろんすっぽんを調理して食べることも良いですが、定期的にすっぽんを食べることが難しい人も多いですよね。
妊婦などの特に健康に注意したい人におすすめなのは、すっぽんのサプリです。

サプリの選び方としては、すっぽん100%となっているエキスから作られているものを選ぶように注意しましょう。
妊婦がサプリを飲む時にはお腹にいる子どものことを考え、サプリに含まれる成分を確認して安心できるものを飲むようにしたいですね。

すっぽんを子どもに食べさせる時の注意点

自分で食事ができる子どもにはもちろん胎児にも良い影響があるすっぽんですが、子どもに食べさせるにあたって注意するべきこともあります。
それは、すっぽんを食べ過ぎてしまうことです。

子どもがすっぽんを食べること自体は良いことですが、摂り過ぎてしまうとニキビなどの肌荒れができてしまう可能性があったり、元々肥満の子どもの場合にはコレステロール値が上昇してしまうなどのリスクもあります。

だからと言って子どもには与えない方が良いという訳ではなく、量に注意すればすっぽんは子どもの成長に高い効果を発揮してくれるような食材なので与えないのはもったいないですよ。
摂り過ぎが良くないというのはすっぽんに限った話ではなく、他の食材についても同じことを言うことができます。
ご家庭で調理する時には1回に作る量が適切かを考えて作り、すっぽん料理店に行った際は珍しいからと言って注文し過ぎないように気を付けてください。

まとめ

すっぽん料理は子どもには不向きなように感じるかもしれませんが、実は子どものうちにしっかりと与えておきたい栄養が充実しているといったメリットがあります。
中にはすっぽん料理が苦手だという子どももいるかもしれませんが、そういった場合はスープにするなど調理方法を工夫して食べさせるのがおすすめです。

子どもだけでなく、すっぽん料理を食べることによって家族全員が健康になることができます。
天然のすっぽんの場合は通が好むような味ですが、市場で多く出回っていたりすっぽん料理店で主に扱っているすっぽんは養殖のものが中心となっているので、とても食べやすいです。

是非、お子さんのいるご家庭でもすっぽん料理を小さいうちから食べさせて健康な体を作ってあげるように工夫してみてください。

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