オイリー肌の方は、メイク落としをしてから更に洗顔のW洗顔をしている方が多いです。
ですが、そのメイク落としと洗顔が、オイリー肌になってしまう原因かもしれません。
では、なぜW洗顔によってオイリー肌になってしまうのか見ていきましょう。
目次
あなたは本当にオイリー肌でしょうか?
実は、オイリー肌に見えて本当は乾燥肌の場合があるのです。
顔の表面はテカテカで脂っぽいのですが、内側が乾燥肌の「インナードライ」という可能性があります。
このタイプのお肌はW洗顔や、しっかり洗いすぎの方によく見られます。
なぜしっかり洗っているのに、テカリが気になったり、ニキビができるのでしょうか。
それは、洗いすぎによってお肌の必要な水分と油分を奪ってしまっているからなのです。
洗いすぎで起こるお肌のトラブル
先程も記載しました通り、お肌の洗いすぎは必要な水分と油分を奪ってしまいます。
するとどうなるのか。
必要な水分と油分が失われると、「お肌を守らなくちゃ!」と皮脂分泌を過剰におこなってしまいます。
すると、お肌がテカってしまったり、過剰に分泌された皮脂が毛穴につまり、ニキビができてしまうのです。
ですから、自分のお肌の状態に合ったメイク落としを選ぶ必要があります。
次はメイク落としの種類です。
自分の肌状態にピッタリなメイク落としを探してみてください。
メイク落しの種類
今メイク落としは様々な種類があります。
メイク落としのテクスチャーによって、洗浄力や成分が異なってきます。
私の個人的な統計上、オイルタイプのメイク落としを使っている方にW洗顔している人が特に多くみられました。
オイルタイプのメイク落としは、洗顔後にぬめりなどが残り、気になるようでW洗顔しなければ綺麗に落ちた気がしないそうです。
でもそのW洗顔!実は、大きな間違いかもしれません。
メイク落としのタイプとその洗浄力を見ていきましょう。
オイルタイプ
オイルタイプはメイク落としの中でも、一番洗浄力が強いといわれています。
油分がたくさん含まれていますので、濃いメイクになじみやすいのです。
オイリー肌の方や、普通肌でお肌が強い方におすすめのタイプです。
ですから、乾燥肌やインナードライの方がオイルタイプのメイク落としを使い、更にW洗顔しますと、「乾燥が更に悪化してしまう」という事になってしまいます。
それともう一つ!オイルタイプのメイク落としはニキビ肌の方には、あまりおすすめできません。
なぜかと言いますと、ニキビは油分をエサとします。
ですからオイルタイプのメイク落としを使うことにより、ニキビにエサをあげている状態になってしまいますのでニキビが気になる方はオイルフリーのメイク落としをおすすめします。
拭き取りタイプ
拭き取りタイプには二種類あり、水タイプのものとシートタイプのものがあります。
拭き取りタイプは洗浄力も強くアイメイクなどの際に残っているメイクを落とすのに便利です。
水タイプのものは、コットンにたっぷり含ませて拭き取ります。
シートタイプのものは元々シートにメイク落としが含まれていますので、ふき取るだけで便利です。
拭き取るタイプは、ゴシゴシ擦ってしまうと摩擦や繊維でお肌に負担をかけてしまいますので使う際には優しくふき取る様にしてくださいね。
こちらのタイプは、お肌が弱い方、敏感肌の方は避けた方がいいメイク落としです。
バームタイプ
バームタイプはお肌になじませますと、オイルタイプのテクスチャーに似ています。
なじみが良く、メイクもよく落ちます。
濡れた手で使用ができるものはあまりなく、スパチュラですくっての使用になりますので、好き嫌い分かれると思います。
ジェル・ゲルタイプ
このタイプは、肌に負担をかけずにメイクをしっかり落としてくれるのでどのお肌の方にもおすすめできるメイク落としです。
濡れた手で使用できますし、洗いあがり後もすっきりしていて、オイルタイプの様にぬめりなどが気にならないので肌に負担をかけるW洗顔も必要ありません。
オイルフリーものもが多く、オイルフリーはまつ毛エクステにも使用可能です。
ミルクタイプ
ミルクタイプが1番お肌に優しいメイク落としとなります。
ですが洗浄力があまりありませんので、しっかりメイクの方はメイクが残ってしまいます。
ナチュラルメイクの方におすすめのメイク落としです。
ご自身のお肌に合ったメイク落としは見つかりましたか??
では、次にそのメイク落としを使った洗顔方法です。
しっかりメイクを落とす洗顔方法
メイクがお肌に残っていると、お肌トラブルの原因となります。
古い皮脂が詰まったり、酸化した化粧品が毛穴やお肌に残ってしまうとニキビや肌荒れを起こしやすくなります。
ですから、1日の終わりにはしっかりメイクを落としてあげましょう。
1.クレンジングは優しくなじませる
メイクにクレンジングをなじませる時、どのクレンジングもゴシゴシ擦る必要はありません。
優しくなでるくらいで、メイクとなじみます。
オイルタイプの場合はなじませた後、すぐにすすぐのではなく、ぬるま湯で乳化させてからすすぐ必要がありますので覚えておいてくださいね!
2.すすぎの温度も重要
すすぎの温度は、少し冷たいかなと感じる程度のぬるま湯で行います。
温度で言いますと、30℃~34℃、ぬるま湯は大体32℃だと言われています。
この温度ですとなかなか落ちないメイク落としもありますが、根気よくお肌に残さないようにすすいで下さい。
メイク落としはこのくらいの温度でも、スッキリ落ちるものを選んでみてください。
ちなみに、オイリー肌の方は、少し温度を上げて洗って下さい。
毛穴の皮脂や汚れがオイリー肌の方は浮き出にくいので、36℃まで温度を上げてもかまいません。
乾燥肌や普通肌、オイリー肌を見極めて、洗顔の温度にも気を付けてください。
3.W洗顔は避けましょう
先程も言いましたように、W洗顔によってお肌の必要な水分や油分まで奪ってしまうことになります。
目元のメイク残りが気になる場合は、ポイント用のメイク落としか、水タイプのメイク落としをコットンや綿棒などに含ませ、優しくオフしてください。
4.保湿も大切
メイク落としや洗顔をした後は、すぐに保湿してください。
洗顔後はすぐに水分が蒸発してしまう状態のお肌になります。
化粧水を付けた後は乳液やクリームで必ず蓋をしてください。
インナードライの方は特に、保湿は大切です!
(ニキビができている方も、しっかり保湿はしてくださいね!ただし、オイルなどの油分がとても多いものは避けてください。)
メイク落としや洗顔は美しいお肌を作る基礎です。
保湿化粧品も大事ではありますが、優しく汚れを落として、ある程度の水分を保っていなければ、いくらお肌に合ったもの、高級なものを使っていても効果が最大に発揮されなければもったいないですよね。
ですから、保湿の前にはお肌に負担をかけずにしっかり汚れを落としておく必要があるのですね。
まとめ
いかがでしたか。
「あれ?私もしかしたら洗いすぎ?」と思ったかたも多いはずです。
そう思った方は、W洗顔でインナードライになっている可能性もありますので、1度メイク落としを見直してみてもいいかもしれません。
今は、様々な種類のメイク落としが出ていますので、自分のお肌に合ったメイク落としと出会えることで、色々なお肌の悩みから解消されるといいですね。
W洗顔をやめ、メイク落としを見直すことですっぴんでも美しいお肌を一緒に目指していきましょう!!