「ホーリーバジル」聖なるバジルとも呼ばれ、今大注目のハーブです。

そのサプリがあるのを、皆さんご存知ですか？？

ホーリーバジルの成分とその効果を伝えたいと思います。

ホーリーバジルの特徴

• ホーリーバジル（別名トゥルーシー）
• 植物名　：ホーリーバジル・トゥルーシー
• 学名　　：ocimum tenuiflorum・ocimum sanctum
• 英名　　：Holy basil・Tulsi
• 科名　　：シソ科
• 属名　　：メボウキ科
• 原産地　：熱帯地域
• 開花　　：6～8月
• 花の色　：紫・白
• 主要成分：ウルソール酸・オイゲノール・カリオフィレン

ハーブの中の一つで、バジルと同じメボウキ属の分類になります。

ホーリーバジルはメディカルハーブともいわれていて、インドのアーユルヴェーダでは5,000年も前から「不老不死の薬」とも呼ばれていて、心と体の癒しや改善に使われているそうです。

草丈は大きいもので60㎝にも成長し、茎には産毛のような毛が沢山あり、葉にはミントのようなスパイシーな強い香りがあります。

お花は紫色、あるいは白色のラベンダーのような小さな可愛い花です。

ヒンドゥー教では神に捧げる植物とされ、神の化身とも呼ばれていて、花言葉は「神聖」「祝福」「好意」だそうです。

インドではヒンドゥー教の寺院の周りや、自宅の庭にも植えられていて、空気の浄化や魔除けや厄除けの効果が期待されていて、ホーリーバジルが植えてある家には、病気がよりつかないと言われているそうです。

蚊やゴキブリなどの虫よけにもなりますので、家庭菜園でホーリーバジルを植えてみるのもいいかもしれません。

味に癖がないので、インドでは庭に植えているのもを摘み取り、ガパオなどの料理に入れたり、乾燥させてお茶として日常的に使われています。

虫刺されやケガの炎症にも効果が期待できるので、すりつぶして塗る場合もあるそうです。

財運の良い縁起物ともいわれ、ポケットに入れて持ち歩く人もいるそうです。

ホーリーバジルはアダプトゲン

アダプトゲンは健康を大切にしている人が今注目しているハーブです。

1940年代後半頃から本格的な研究がすすめられ、1947年にニコライ・ラゼフ博士によってアダプトゲンを「体に悪影響を与える物理的、科学的、または生物学的なストレッサーを、非特異性の抵抗力を高めることによって撃退するもの」と定義したのです。

このことから「アダプトゲン」といわれるハーブはこの条件が備わっていなければなりません。

■摂取しても無害で副作用がない

■肉体的・精神的など様々なストレスに対し抵抗力を高める

■身体の機能（生理機能）を正常に戻す

（アダプト）　　　　（ゲン）
adapt＝適応する　　　gen＝生じるもの

一言でいえばハーブの「万能薬」といってもいいでしょう。

アダプトゲンと呼ばれるハーブは今、約20種類もの数がありますがホーリーバジルはその中でもトップクラスの成分で、手軽に摂取できるハーブとなっています。

ホーリーバジルの効果・効能

ではアダプトゲンのホーリーバジルに、どのような効果と効能があるのか見ていきましょう。

美肌、アンチエイジング効果

ホーリーバジルの主成分である抗酸化成分が（オイゲノール・カリオフィレン・ウルソール酸）酸化してしまった肌に効果を発揮し、若返りホルモン「DHEA」を活性化させる働きをします。

更にウルソール酸は、老化で減少や紫外線によりダメージを受け破壊されたコラーゲン繊維束を作り出す効果が期待できます。

コラーゲン繊維束が作られることにより、肌にハリができ、たるみやほうれい線を含む深いシワが徐々に改善されていきます。

ダイエット、デトックス効果

ホーリーバジルは、消化器系の働きを活発にして新陳代謝を上げ、脂肪を燃焼させます。

筋肉を残しながら中性脂肪をさげてくれるので、ダイエットや減量中に方にはとても良い働きをしてくれます。

デトックス作用で便秘の改善や浮腫への効果、私たちが魚などから自然に摂取し、体内に蓄積されている水銀や異物なども排出してくれる効果も期待されています。

免疫力の向上、抗菌効果

ホーリーバジルに含まれる成分には抗菌作用や抗ウイルス作用のあるものがあります。

《オイゲノール》

●抗菌作用

●抗ウイルス作用

●鎮痛作用

●抗ヒスタミン作用

《ロズマリン酸》（ポリフェノールの一種）

●抗アレルギー作用

●抗酸化作用

このような成分で、風邪やインフルエンザに負けないような免疫力の強い身体へと導いてくれるのです。

大腸菌の繁殖を防ぎ、胃炎や肝機能の低下にも効果が期待できます。

抗アレルギー作用もありロズマリン酸は「天然のステロイド」と呼ばれているほど、花粉などその他のアレルギーにも予防、改善の効果が期待できます。

生活習慣病予防

ロズマリン酸は、脳神経に働きかけ、脳内の酸化ストレスを軽減し、認知症の予防や老化の抑制にも効果が期待できます。

ドーパミンの放出を助ける働きもあるので、さらに効果が期待できるのです。

ストレスからも、身体や心を守ってくれる効果もあります。

ストレスを感じると、動脈硬化や、高血圧、糖尿病などの疾患の原因となる活性酸素が発生してしまいます。

その活性化酸素を除去してくれるのが「抗酸化作用」の高い成分が含まれているホーリーバジルなのです。

更に、こんな効果も

■虫歯菌の増殖を防ぐ、痛みを和らげる

■生理痛の痛みをやわらげ、生理不順、更年期障害にも効果期待

ホーリーバジルの素晴らしい効果や効能が期待できるのが分かったところで次は、そのホーリーバジルのおすすめの摂取方法です。

ホーリーバジルサプリ

ホーリーバジルは、一般的にはガパオライスなどの料理にいれたり、お茶で香りを楽しみながらゆっくりと口にする方が多いのですが量はそれほど多く摂取できません。

ですが、今はサプリでも簡単に摂取できるのです。

摂取量が少なすぎると、健康のために飲んでいても身体にいい影響が現れない可能性がありますので、サプリで一日の摂取量を確実に摂取するというのがおすすめです。

お値段もそれほど高くないので、続けやすい価格で購入できます。

色々な商品がありますので、ほかの成分とブレンドされている商品など、身体の状態によって変えてみてもいいかもしれませんね。

ホーリーバジルの香りを楽しみたい場合

サプリで摂取する分香りが無いので、リラックスして香りを楽しみたい場合は、精油を、マッサージに使用したり、アロマテラピーでお使いになられる方も多いようです。

葉の部分の香りの成分リナロールにはリラックス効果が強く、不安やストレスの解消の効果があるとされています。

この香りは香水やスキンケアにも使われているそうです。

まとめ

アダプトゲンでもある「ホーリーバジル」。

ライフスタイルに合わせて、簡単に摂取できるサプリなどを利用し、続けて摂取することに効果が実感できます。

すばらしい効果効能のあるホーリーバジルをお試しになってみてはいかがでしょうか。

薬ではなく自然の栄養素と成分で、美容の悩みから健康の悩みまで、少しでも多くの方の悩みが解消されることを願っております。