年齢とともに気になるほうれい線ほっておくと、どんどん濃く深くなっていきます。
気になりだした今こそ、ほうれい線やしわを薄くするチャンスです。
お肌のメカニズムを知り、しわやほうれい線の悩みから解放されましょう。
目次
しわはなぜできるのか
理由は4つあります。
シワができる理由
お肌の老化
1つめは「お肌の老化」年齢とともに、お肌に張りがなくなってきたなと感じませんか??
それは、お肌から「ハリの元」が減ってきているのです。
ハリがなくなると肌がたるみ、それとともに、しわ(特にほうれい線)もできてくるのです。
乾燥が原因
2つめは、「乾燥が原因」で出来るしわです。
お肌が乾燥すると、小さなしわが少しずつできていき、やがて一つのおおきなしわになるのです。
紫外線によるダメージ
3つめは、「紫外線によるダメージ」です。
現在ではなく過去に受けた紫外線も大きく影響しています。
後の皮膚の構造で詳しく出てきますが、紫外線により「ハリの元」を破壊してしまいます。
表情の癖
そして4つめは、「表情の癖」によるシワです。
上記の3つの原因と重なり、柔軟性が低いお肌になってしまっていると表情の癖によりできたしわの跡がだんだん消えにくくなりより深いしわになっていきます。
ほうれい線はまさにこの状態です。
肌のメカニズム
先程の理由からしわができるのは分かりましたが、皮膚がどの様な状態になっているのか知らなければ根本的なことは分からないですよね。
皮膚の構造を少し知っておきましょう。
皮膚はこのようにできています
下から、皮下組織、真皮、表皮、角質層となっています。
《皮下組織》は、クッションの役割があり、大部分は皮下脂肪でできていて、そこに動脈や静脈が通り、皮膚に栄養を運んだり、老廃物を運び出す働きをしています。
《表皮》は、0.2㎜もの薄さなのですが、肌の水分の蒸発を防いだり、異物の混入なども防ぎ、お肌の重要な役割である「バリア機能」なのです。
表皮では細胞の新陳代謝が行われており、新しく生み出された角質が徐々に押し上げられてき、バリア機能を果たしたのち、角層(垢)になり剥がれ落ちていきます。
この事を、ターンオーバーといいます。
《真皮》はしわと特に関りのある重要な場所で、表皮と皮下組織の間にあるのですが、皮膚の大部分を占めています。
「コラーゲン」と「エラスチン」という線維状のたんぱく質があり、その隙間をゼリー状のヒアルロン酸が埋めている状態です。
コラーゲンやエラスチンが皮膚を支え、弾力を保つ「ハリの元」となっているのです。
これらを作り出す細胞を「線維芽細胞」といい、線維芽細胞の働きが衰えてきますと、ハリや弾力が失われてくるのです。
ほうれい線予防
ほうれい線がどんどん濃く深くなってしまわないためにも、今できることをしていきましょう。
紫外線からお肌を守る
紫外線は「ハリの元」を劣化させ、破壊してしまいます。
私たちの元に届く紫外線は2種類ありますが、その2種類両方ともシワには大きく影響を及ぼします。
UV-Aは、地上に届く紫外線の約95%となっていて、肌の奥にある真皮にまで到達し、エラスチンやコラーゲンの組織を劣化させていくのです。
曇りの日や、窓ガラスまでも突き抜けて届きますので、室内でも注意しなければならない紫外線なのです。
UV-Bは、太陽がさんさんと降り注ぐ日の外出には注意してください。
こちらは表皮にも炎症を与え、肌を黒くしてしまいます。
日焼けは乾燥にもつながりますので、曇りや少しの外出であっても紫外線対策はしっかりと行ってください。
日焼け止めや、下地での対策は必須です。
お肌に潤いを保つ
お肌が乾燥しない状態を作りましょう。
間違った洗顔や、間違ったスキンケアは乾燥肌に繋がりますので、正しい洗顔とスキンケアでお肌の潤いをキープしましょう。
正しい洗顔方法
①洗顔は、泡でできるだけ汚れを吸着させるように洗う
順番は、皮脂が出やすいTゾーンから洗い、乾燥しやすい目元や口元は最後に洗います。
②メイク落としは優しい成分のものを選びましょう
メイク落としはオイルでしっかり落としている方も多いと思いますが、洗浄力の強いものはお肌の必要な水分や油分まで奪ってしまうので、メイク落としはゲルやミルクタイプがおすすめです。
③お湯の温度は冷たく感じるくらいの、ぬるま湯で!
身体と同じように顔を熱いお湯で洗ってしまうと、必要以上に油分を奪ってしまい、水分も蒸発してしまいますので、顔をすすぐ際の温度は、32~34℃で洗い残しの無いようすすいでください。
正しいスキンケア
①洗顔後はすぐに保湿する
洗顔後は肌の水分はすぐに蒸発し始めますので、タオルで優しく水分をふき取った後は時間をおかずに保湿してください。
化粧水の量は、パッケージに記載の「適量」を使いましょう。
少なすぎるとしっかり保湿されませんし、多すぎますと必要以上に蒸発してしまいます。
②化粧水の後は必ず蓋をする
化粧水を塗った後は、化粧水が乾いてしまう前に乳液やクリームで蓋をしてあげましょう。
化粧水だけですと水分が蒸発してしまい、保湿したことにはなりませんので、水分を閉じ込めておくためにも必ず、蓋をしましょう。
できてしまったほうれい線には
弾力とハリを取り戻す必要がありますので、内側からアプローチし、ほうれい線を伸ばしていきましょう。
スキンケアで真皮にアプローチ
ビタミンc誘導体の入ったものは、コラーゲンの生成を促進する効果が期待されています。
他には真皮にのコラーゲンやエラスチンに働きかける事の出来る、幹細胞培養液入りの美容液などが有効です。
こちらは商品によって成分が異なりますので、しっかり成分表を確認してから使用してください。
サプリで内側からアプローチ
サプリでアミノ酸を摂取することも効果的です。
普段の食事だけでは、なかなか十分ではありませんのでサプリで摂取しましょう。
アミノ酸は体内で「ハリや潤いの元」であるコラーゲンにかわります、そしてそのコラーゲンの生成を助けるのがビタミンcなので、その2つが一緒に摂取できるサプリがおすすめです。
やまさの「すっぽんの恵み」はすっぽんに含まれているアミノ酸はもちろんですが、コラーゲンをより多く生成させるように、ビタミンc も 配合されていますので「ハリ」にとても期待できるサプリですのでとてもおすすめです。
外側からはもちろんですが、内側から取り込むことで更に効果が期待されます。
マッサージで外からアプローチ
老廃物をながし、むくみをとりましょう!
老廃物が滞ることにより、お肌のたるみの原因となってしまいますので、マッサージでリンパの流れを良くし、老廃物の排泄を促しましょう。
自宅にあるクリームやオイルで構いませんので、滑りを良くし、フェイスラインから耳元にかけて肌をなでるように流していきます。
力の入れすぎはお肌を痛めてしまいますので、圧をかけずに軽く流してあげてください。
フェイスラインの次は、額、目元、頬と順にマッサージしていってください耳の後ろに老廃物を流すイメージで。
次に首のマッサージをします。
はじめに首の下から上へ流し、先程のマッサージで耳の後ろにたまった老廃物を鎖骨に流していきます。
まとめ
皮膚のメカニズム、ほうれい線が気になりだしたらすぐにできる予防や対策を紹介しました。
どれも簡単に生活に取り入れることができますので、是非試してみてくださいね。