夏バテ注意報・夏バテの原因と豆知識

8月の終わりから9月にかけては体の疲れも極限に達しています。

エアコンのきいた室内と暑い戸外を出たり入ったりするたびに自律神経は乱れて、夏バテ症状がおきてしまいます。
夏バテ解消には栄養バランスのとれた食事と休養が一番です。

夏バテの症状と原因について

暑気あたりとも言われる夏バテの症状は、人によって様々ですが、夜更かしや冷たいものの食べ過ぎ、運動不足などの生活の乱れからくる体のだるさや疲労感が多いようです。
その他にも下痢や便秘などの胃腸障害、肩こりや目まい、微熱や吐き気といった症状も現れます。

夏バテの原因は?

  1. 胃腸の冷え
    夏は冷たい飲み物や食べ物を摂ることが多く、胃腸は慢性的に冷えています。
    また、夏は素足で過ごすことも多く、クーラーのきいた部屋では末端の足先はかなり温度が低くなっています。
    年中を通して、通常の体温よりも足先は平均6℃も低くいそうです。
    クーラーをつけて快適に過ごしていても、実は足先は悲鳴を上げているのです。
    足先を冷やすと内臓の冷えにつながるので、夏でも足元を冷やさないようにすることが大事です。
  2. 室内と戸外の温度差
    以前はよく、「室温を28℃に設定しましょう」と地球温暖化防止のための政府広報がながれていましたが、室内の温度と戸外の温度差が5℃以上になると、体温調節機能がうまく働かなくなるようです。
    すると自律神経が乱れ、様々な体調不良が起こります。
  3. 栄養不足
    暑さのせいで食欲がなくなると、3度の食事もあっさりしたものですますことが多くなり、
    良質なたんぱく質が不足してしまいます。
    たんぱく質が不足すると体力が低下し、体はだるく気力も衰えて夏バテ状態になってしまいます。
    卵や乳製品、肉類や魚介類、大豆製品などを3食少しずつでも摂っておくことで、栄養不足になることはありません。夏バテが原因で夏風邪が長引いたり、自律神経失調症になってしまうこともあります。
    あまり体調の悪い状態が続くようなら病院に行くようにしましょう。

夏バテ予防の豆知識

食事の豆知識

  1. 体調を整える酢を摂りましょう
    酢には食欲増進効果や殺菌効果、疲労回復効果があります。夏バテや食中毒の起こりやすい暑い季節には積極的に摂りたい調味料です。
    酢が苦手な人は、リンゴ酢やワインビネガーならあまりツーンとくることがありません。
    梅干しやレモンや柑橘類も同様の働きがあります。
  2. 疲労回復にはビタミンB1とアリシンを一緒に摂れば効果倍増です
    ビタミンB1は豚肉やレバーに多く含まれ、アリシンはタマネギやニンニク、ニラなどに含まれていますが、例えばレバニラ炒めや豚肉とタマネギ丼などは最強の疲労回復食といえます。
  3. スパイシーな薬味や調味料を使って代謝をアップしましょう。 
    ショウガやワサビ、トウガラシ、コショウや七味、ターメリックやシナモンなどのスパイスを食事に取り入れると、代謝をよくする働きがあるので、夏バテ解消になります。

睡眠の豆知識

  1. 睡眠の質を向上させるアミノ酸のグリシン
    グリシンには快眠効果があります。
    睡眠不足は夏バテの原因になりますが、床につく前にグリシンを摂っておくと、寝ている間に体温を下げる作用が働き、途中で目が覚めることが少ないようです。
    ちなみに、すっぽんサプリにはアミノ酸のひとつであるグリシンが含まれています。
  2. 快眠CDの活用
    単調な音楽を聴いていると、気になってよけいに眠れないという人もいますが、雑多な音やよけいな記憶を消すには快眠CDが効果的です。
    眠れない原因は冷蔵庫の音であったり、外から聞こえる車の音など耳に入る雑音と、昼間あった嫌なことを思い出したり考えたくないことを考えてしまう雑念です。小さい音で音楽をかけて眠れば、入眠がスムーズになります。
  3. 枕を見直す
    枕は高すぎても低すぎても安眠できません。
    不眠の原因が枕にあることも多いので、チエックしてみましょう。
    理想的な枕とは、就寝中も立ち姿勢と同じ姿勢を保てるもので、寝返りが打ちやすいもの、頭が少し沈み込むものです。

入浴の豆知識

  1. 炭酸入浴剤を用いて血行促進
    炭酸浴は血行をよくし、夏冷えからくる胃腸障害の予防や改善効果があります。
  2. 足湯で夏バテの予防と改善
    足先の冷えを取ると体のだるさも取れます。
    洗面器かバケツに42℃~43℃の熱めのお湯を張り、10~15分ほど足をつけます。
    全身浴と比べて心臓への負担もかからず、全身の血流がよくなります。
  3. 蒸しタオルの活用
    熱めのタオルを目の上に置いて入浴すると、疲れ目やドライアイが解消されます。
    また、首に巻くとのどの痛みや首回りのコリが取れます。

運動の豆知識

  1. 体側を伸ばす
    体を左右に倒してわき腹を伸ばすだけで体側がほぐれ、毒素の排出力が高まります。
  2. 肩の力を抜く
    思いっきり肩を上に引き上げてからストンと落とすと、リラックスできて肩こりや頭痛が回避できます。
  3. 肩甲骨に働きかける
    真っ直ぐ立ち、両手を後ろに回して組み、胸を張ってできるだけ組んだ手を上に上げます。
    肩甲骨周りを柔軟にしておくと、全身の血流がよくなります。

より良いコンディションを保つためにサプリメントを摂取する

サプリメントは、食事では摂りきれない不足栄養素を補う目的のものです。
基本的には食品で体に必要な栄養素を摂取するのが理想ですが、食欲がないときは何種類もの食材を使って調理する気力もありません。
現代人は慢性的に微量栄養素が足りない状態のようです。日頃から習慣的に微量栄養素を含んだすっぽんサプリなどを摂る習慣をつけておくことで、夏バテを予防することができます。

現代人になぜサプリメントが必要なのか

正しいと言われる食生活をおくっていても、野菜などは昔に比べ栽培方法や品種改良で
苦みやエグミがなくなり、食材自体の栄養素が減少傾向にあります。
野菜に限らず、肉や魚などにも同じような傾向にあるようです。
体にはビタミンやミネラルが必要ですが、これらの微量栄養素はストレスによっても消費されるので、常に不足がちです。
疲れない体を作るには、サプリメントで補うことが理想的です。

まとめ

夏バテの予防や改善には暮らし方を見直すことも大切ですが、体に必要なアミノ酸やミネラル、ビタミン類が不足が原因で、だるさが続くこともあるようです。
すっぽんサプリには夏バテを解消するのに必要なほとんどの栄養成分が含まれています。
薬ではないので即効性はありませんが3日4日と続け、1週間もすればたいていの人が、効果を実感するようです。

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