すっぽんなどの鍋を食べたら、お肌がツルツルになると言わてれます。
コラーゲンには、美肌効果はもちろんのこと、関節などの働きをスムーズにしたり、目の老化抑える働きなど、アンチエイジング効果があります。
実際にすっぽん鍋を食べて実感された方も多いと思いますが、一方ではいくらコラーゲンを食べても美肌効果は期待できないとも言われてきました。
本当のところはどうなのでしょうか?
今回はコラーゲンの美容効果について解説していきます。
目次
体の多くの部分に含まれるコラーゲンについて
私たちの体の皮膚や、靭帯、腱、毛細血管は、コラーゲンでできているとご存知でしたか?
骨や軟骨、関節、大血管、乳房、歯、爪なども、コラーゲンが関わっています。
コラーゲンは、細胞と細胞をくっつける接着剤のような役目をしており、臓器の形を保つ働きもあります。
頬の垂れやバストの垂れなども、コラーゲン不足の一因と言われています。
そのため、コラーゲン不足は見た目にも現れてきます。
朝起きて鏡を見た時、何となく若さがなく不健康に見えるときは、コラーゲン不足のことが多いようです。
どこが悪いわけでもないのに元気が出ないのも、一度風邪をひくと長引くのもコラーゲン不足が関係している場合があります。
体のたんぱく質のうちの20%~40%を占めているコラーゲンを意識的に摂ることで、常に若さのある体を保つことができます。
継続的に摂りたいコラーゲン
コラーゲンは細胞と細胞の間に多いたんぱく質で、皮膚や関節などの健康を維持し、アンチエイジング効果があります。
コラーゲンを含む食べ物の代表と言えばすっぽんですが、他にもコラーゲンを含む食品は多くあります。
フカヒレ、鶏手羽肉、牛スジ、豚足、フカヒレ、サケ、カレイ、タイ、エビ、ウナギ、ドジョウ、ハモなどの皮にもコラーゲンが含まれています。
いつまでも若々しい肌や関節を守りたい人は、上記のようなコラーゲンを多く含む食材を煮込み、煮こごりも一緒に食べるようにしましょう。
美肌やなめらかな関節、目の健康などの効果を得るには、コラーゲンを毎日摂る必要があります。
食品から摂るには無理がある場合は、サプリメントで効率よくコラーゲンを摂取するとよいでしょう。
すっぽんを鍋にした場合に摂取できる栄養成分は、コラーゲン、アミノ酸、カルシウム、亜鉛、鉄、DHA、EPA、リノール酸、ビタミンA、B群、D、Eなどです。
すっぽん以外にもコラーゲンを含む食材はたくさんありますが、これだけ多くの栄養成分を含む食材は、すっぽんだけです。
毎日すっぽん料理を食べることが無理でも、サプリメントなら手軽に摂取することができます。
例えば、「すっぽんの恵みプレミアム」なら料亭やまさの最高級すっぽんを、ギュッと凝縮して作られているので、効率よく栄養成分を摂取することができます。
コラーゲンの美肌以外の効果とは?
①骨粗しょう症の予防
骨粗しょう症とは、骨を作るホルモンの働きが低下して骨に無数の穴が開き、骨折しやすくなる病気です。
骨量の減少を抑えるには、牛乳や小魚などのカルシウムを摂ることも大切ですが、骨の質を上げるコラーゲンを摂取することも大事です。
また、骨粗しょう症の予防には、カルシウムとコラーゲンを同時に摂取することが理想です。
コラーゲンは関節の軟骨部に多く存在し、軟骨のすべりをよくする潤滑油の役割をしています。
コラーゲンが不足すると、関節痛を招く原因となってしまいます。
②眼精疲労の解消効果
目が疲れて痛む、かすむ、充血するなどの症状や、頭痛、肩こりなどに悩む人は多いようですが、このような目のトラブルは、コラーゲン不足が原因のひとつと言われています。
目の水晶体や角膜の成分であるコラーゲンを常に摂取していると、目のトラブルを予防し、目の老化を遅らすことができます。
③薄毛や抜け毛の予防と改善
加齢とともに薄毛や抜け毛が気になってきますが、毛髪のトラブルの原因のほとんどが、頭皮の硬化です。
頭皮が軽くつまめる状態が理想の柔らかさですが、年齢とともに頭皮は固くなります。
頭皮の下には表皮がありますが、その表皮のコラーゲンの割合が少なくなると、薄毛や抜け毛の原因となります。
④免疫力アップ
コラーゲンには、身体中の細胞や血管を修復する働きがあります。
コラーゲンは、体を構成するたんぱく質の30%以上を占めていますが、不足すると粘膜の修復作用が弱まり、病気やケガが治りにくくなります。
年齢とともに病気やケガの治りが遅くなるのは、コラーゲンの不足による免疫力の低下が考えられます。
また、腸内環境もコラーゲンが関係しており、コラーゲンが足りないと腸の不調がおこりやすく、慢性の便秘などの原因になってしまいます。
⑤バストアップ効果
乳房は多くのコラーゲンを含んでいますが、年齢とともにしぼんで垂れてきます。
バストアップ効果を得るには、少しでも若いうちからコラーゲンを摂取するとよいと言われています。
バストの弾力やハリは、すでに20代から少しずつ衰えてくるので、意識してコラーゲンを含む食品を摂取するようにしましょう。
スイーツを選ぶときもゼラチンを含むゼリーやマシュマロにすると、効率よくコラーゲンが摂取できます。
コラーゲンは、ビタミンCといっしょに摂れば、体内でのコラーゲンの合成が高まります。
バストアップ効果を望むなら、レモンやグレープフルーツなどの柑橘系のゼリーを手づくるしてデザートにするとよいでしょう。
まとめ
コラーゲンは、さまざまな可能性を持っています。
まだ研究段階ではあるものの、認知症も予防できると言われています。
コラーゲンは口から摂取しても効果がないという説と、効果があるという説に分かれますが、多くの人がすっぽん鍋やふかひれスープを食べると、肌つやがよくなり、元気が出ると実感しているのではないでしょうか。
また、コラーゲンへの即効性や過大な期待は考えものかもしれませんが、口コミなどでは信頼できるサプリメントを続けて飲むことで、効果を得ている人も多いようです。
食品で摂取するのが理想ですが、毎日のことになると負担になります。
気軽に摂取できるサプリを飲んで、免疫力をアップさせ、肌も目も頭皮も関節も柔軟でいたいものです。