そろそろ花粉症が始まる季節ですね。鼻がムズムズ、鼻水が止まらない、目が痒い、涙が出る・・・辛い花粉症の症状に毎年悩まされているという方も多いのではないでしょうか。
花粉症の原因となる花粉にはスギ花粉・ヒノキ花粉・ブタクサ花粉などがあり、1年中飛散しています。どの花粉にアレルギー反応が出るのかは個人差がありますが、基本的には医療機関で治療を受けることで症状を緩和することができます。
しかし医療機関を受診する前に重要で、花粉症の症状改善に効果を発揮するのは日々の食生活です。
体を作っているのは毎日の食事ですので、花粉症の症状改善に効果的な食材や効果的な料理を積極的に取り入れることで、花粉に打ち勝つ体へと導いてくれます。
今回は花粉が本格的に飛散する時期を迎える前に是非試していただきたい、花粉症改善におすすめの食材や料理をご紹介したいと思います。
目次
辛い花粉症
花粉症の症状には主にくしゃみや鼻水、はなづまりなどがあります。
花粉症はスギなどの花粉(抗原)が原因となって起こるアレルギー疾患の一つで、最も有名なスギ花粉は冬の終わり頃から春にかけて多く飛散し、毎年多くの患者さんを悩ませています。
スギのほかにもヒノキやブタクサ、イネやヨモギなど約50種類以上もの植物が原因となって花粉症を引き起こすと言われています。
(参照:http://www.kafun-now.com/knowledge/01.xhtml)
花粉症に効果的な食材とは
花粉症は食事だけで完治させることは困難ではありますが、症状を緩和することは可能と言われています。
現在でも花粉症の改善に効果的な食材の研究は進んでいますが、まず1年を通して栄養バランスの良い食事を心がけ、その上で花粉症対策に効果的な食材をプラスすることがベストでしょう。
発酵食品
納豆や味噌、ヨーグルトやチーズ、キムチなどの発酵食品には腸内環境を整える整腸作用があります。
数多くの細胞が存在している腸内には、多くの免疫細胞が存在しているため、整腸作用のある食材には目根気力を正常に機能させ、アレルギー物質に打ち勝つのに役立つと言われています。
海藻類
便通を促進し、善玉菌の餌となる食物背にには水溶性と不溶性の2種類がありますが、どちらもバランスよく摂取することが重要となります。
水溶性の食物繊維は海藻類に豊富に含まれていますので、ひじきの煮物や海藻サラダ、海藻スープなどを積極的に取り入れると良いでしょう。
豆類
不溶性の食物繊維は豆類やナッツなどに豊富に含まれています。間食をアーモンドなどのナッツ類に切り替えたり、サラダにナッツを振りかけて食べるなど工夫して食べましょう。
れんこん
れんこんには炎症を抑える抗炎症作用や止血作用、喉の痛みや鼻水を抑制する働きがあるタンニンと、抗酸化作用があるポリフェノールが豊富に含まれています。
埼玉医科大学の研究によるとれんこんを9週間食べ続けるとアレルギー症状を引き起こす抗体の血中濃度が下がったというデータもあります。
(参照:http://www.allergy.co.jp/about.html)
すっぽん
高級食材として知られているすっぽん。すっぽんにはEPAやDHAが豊富に含まれています。「EPAは血液を健康に、DHAは頭を健康に」と言われるように、特にEPAは抗炎症作用があり、アレルギーを抑制する効果があるといわれています。
そのため花粉症改善効果が期待できるのです。
高級食材であるすっぽんを毎日取り入れるのはなかなか難しいと思いますので、気軽に美味しいすっぽんを手に入れることができる通販などを上手く活用しましょう。
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花粉症対策におすすめの料理
ここでは花粉症の改善効果が期待できる食材を使用した料理をご紹介したいと思います。
菜の花くるみあえ
材料
- 材料(2人分)
- 菜の花 80g
- くるみ 10g
- 味の素
- ★みりん 大さじ1/2
- ★ みそ 小さじ1
- ★ ごま油 小さじ1
作り方
- 菜の花はゆでて水に取り、水気をきって半分の長さに切る。
- くるみは粗めに刻む。
- ボウルに味の素、そして★の調味料を入れて混ぜ合わせ、①の菜の花・くるみをあえるだけで完成。
ナッツ類は花粉症改善に効果的ですが、あまり食べる機会が無いかも知れません。和え物にはナッツ類を砕いたものを使用すると簡単にナッツを毎日の食生活に取り入れることができますので、是非試してみてください。
(参照:https://park.ajinomoto.co.jp/recipe/card/705106)
野菜しっかりチゲ風みそ汁
材料
- もやし 1袋(200g)
- にんじん 1/3本(50g)
- にら 1/2束(50g)
- 白菜キムチ (60g)
- 溶き卵 (1個分)
★ 水3カップ
★ほんだし 小さじ山盛り1
★みそ 大さじ2
★すり白ごま 小さじ2
作り方
- にんじんは短冊切りにし、にらは4cm長さに切り、白菜キムチは粗く刻む。
- 鍋にもやし、①のにんじん、★を入れて火にかけ、野菜がやわらかくなったら、みそを溶き入れる。
- ①のにらと白菜キムチを加えてサッと煮て、溶き卵を回し入れる。
- 器に盛り、すりごまをふる。
簡単に味噌やキムチなどの発酵食品を摂取することができるので、食材を変えてお好みの味噌汁を作りましょう。いつもの味噌汁とは違った味を気軽に楽しむことができますね。
(参照:https://park.ajinomoto.co.jp/recipe/card/800600)
まとめ
いかがでしたか?
花粉症の症状を改善するためには、花粉症の季節だけ対策すれば良いというわけではなく、花粉症の時期を迎える前から対策を行う必要があります。
1年を通して腸内環境を整える食材を積極的に取り入れたり、食物繊維を摂るためにレシピ工夫することは決して難しいことではありませんので、まずはできる簡単なことから始めてみてはいかがでしょうか。
外食が多いという方はメニューの中から花粉症対策に効果的な食材を食べることができるメニューを選ぶなどして対策しましょう。