皆さんは、ご自身のお肌のタイプの特徴をご存知でしょうか。
私たちのお肌のタイプは大きく分けると、ノーマル肌、オイリー肌、ドライ&オイリー肌、ドライ肌、敏感肌の5種類となります。
それぞれ特徴や引き起こされる美容トラブルが異なり、お肌のタイプに合ったスキンケアが必要になります。
今回は、オイリー肌の方の特徴や、保湿方法についてご紹介します。オイリー肌で正しいスキンケア方法が分からない、という方はぜひご参考にしてください。
目次
オイリー肌の特徴
それでは、オイリー肌の特徴についてご説明します。
オイリー肌は脂性肌とも呼ばれ、しっとりとうるおいがあり、皮脂分泌量が多いという特徴がありますが、皮脂分泌量が多いからといって必ずしもオイリー肌であるとは限りません。
「頬は乾燥するけれど、Tゾーンはテカる」という方は、乾燥によるテカリも考えられるからです。
下記の項目を見て、ご自身がオイリー肌かどうかチェックしましょう。
- 脂取り紙が必須な程皮脂が分泌される
- 日中もお肌のテカリが気になる
- 頬の毛穴が目立つ
- 頬や額にニキビができやすい
- 洗顔後、化粧水やクリームをつけていなくてもテカテカする
- 毛穴落ちや消えてしまうような化粧崩れ
- 毛穴の黒ずみが目立つ
- お肌のキメが乱れている
いかがでしたか？
これらの項目に当てはまる方は、オイリー肌である可能性が非常に高いので、オイリー肌の方向けのスキンケアをしっかりと行いましょう。
水分量も皮脂分泌量も多いオイリー肌は、ニキビや吹き出物などのトラブルが多く、正しいスキンケアが重要です。
お肌のテカリが気になる！オイリー肌の原因
それでは、なぜオイリー肌になってしまうのでしょうか。
オイリー肌の原因についてご紹介します。
ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスの乱れは、皮脂の過剰分泌に繋がります。
皮脂分泌を促すホルモンは、男性ホルモンの1種である「テストテロン」です。女性も男性の10分の1程、このテストテロンを分泌しており、生活習慣の乱れや、強いストレスを感じてしまった時に女性ホルモンのバランスが崩れ、テストテロンが増えることで皮脂の過剰分泌が促されてしまうのです。
ホルモンバランスはとてもデリケートで、生理前にお肌が荒れてしまうのも、女性ホルモンのバランスが崩れてしまうからです。
偏った食生活
近年、食生活が欧米型化している方が増えてきています。
しかし、脂っこい食べ物を食べた後に、顔がテカテカしていると感じた経験はありませんか？
食べ物の中には「皮脂分泌を促進している食べ物」があります。それは、中性脂肪になりやすい成分を含む食べ物です。 皮脂分泌を促進している主な食べ物は、以下の通りになります。
- バター
- クリーム
- 牛肉
- 豚肉
- 菓子類
- はちみつ
- ジュース
- アルコール類
オイリー肌の予防のためには、これらの食品を控え、揚げ物料理を作る時は、油の種類にも注意することが大切です。
間違ったスキンケア
オイリー肌の方は、皮脂でテカテカしていることが気になり、さっぱりしたスキンケアアイテムを選ぶ傾向にあります。
また、べたつくのが嫌で、水分のみでスキンケアを済ませてしまう方もいらっしゃいます。それは、実は皮脂の過剰分泌に繋がってしまう間違ったスキンケアなのです。
お肌の健康を保つために必要な皮脂量が不足していると、油分が足りていないと判断した皮膚はさらに皮脂を分泌します。
また、洗顔や拭き取り化粧水などで皮脂を取り除きすぎてしまうのもオイリー肌を悪化させてしまう原因の1つになります。
オイリー肌の方向けの化粧水をしっかりと選び、正しい使い方でケアしましょう。
オイリー肌のための化粧水の選び方
オイリー肌の方に人気の化粧水とは一体どのようなものでしょうか？
オイリー肌の方は、皮脂の分泌を抑制してくれる効果のある化粧水をたっぷりとつけることをおすすめします。また、オイリー肌の方はニキビや吹き出物ができやすいので、美白成分が配合されている化粧水も良いでしょう。
とくにおすすめなのが、ビタミンC誘導体の効果を得ることができる化粧水です。
ビタミンC誘導体で得られる効果は以下の通りになります。
- 大人のニキビのケア
- 美白効果、シミの予防
- 毛穴を目立たなくさせる
- ハリを与え、お肌の老化を防ぐ
これらの効果はオイリー肌が原因で引き起こされる肌荒れによく効きます。ぜひ試してみてください。
効果的な化粧水の使い方
オイリー肌の方がより効果を実感できる化粧水の使い方をご紹介します。
洗顔後すぐにつける
洗顔後、時間を置かずにすぐに化粧水を使うというのはとても大切です。
最近の洗顔は、汚れを落とす効果がとても高く、同時にお肌に必要な皮脂まで落としてしまうものが多いのです。皮脂を落とされたお肌は乾燥し、皮脂の過剰分泌や肌荒れの原因になってしまうので、洗顔し、顔の水分を柔らかいタオルで優しく吸収したら、すぐに化粧水をつけましょう。
優しくハンドプレスする
「化粧水はコットンでつけるのが1番」と思っている方が多いですが、実は化粧水は手のひらで人肌にあたため、優しくハンドプレスで浸透させるのが1番おすすめです。
コットンは手のひらよりも固く、温度もありません。個人差はありますが、化粧水は程良くあたたかい方が浸透しやすいのです。電子レンジであたためる方もいますが、あたためすぎると成分が逃げてしまう場合も。
やはり、手のひらで適温にするのが最適と言えるでしょう。
しかし、手で何度もパッティングするとお肌に刺激を与えてしまうので、ゆっくり優しくを基本にしてスキンケアアイテムをお肌につけてください。
部位ごとに小分けにつけて何週かする
化粧水はたっぷり使うことがおすすめですが、だからと言って1度に大量につけても成分のムダと言えるでしょう。
化粧水を少し出して、乾燥しやすい目の周りや頬のあたりから浸透させ、次におでこやTゾーンにつけていき、まだ化粧水をつけていない部位があればその次にその部位につけます。
その方法ならば一気に大量につけるよりも浸透しやすく、化粧水が零れ落ちることもありません。
丁寧なケアでオイリー肌を改善しよう！
いかがでしたか？
オイリー肌の方も保湿をしっかりとした方が良いということに驚いた方も多いのではないでしょうか。オイリー肌の方で間違ったスキンケア方法をしていた方は、ぜひ今日から今回の記事でご紹介したスキンケア方法を試してみてください。
化粧水選びに悩んだ方は、化粧水通販サイトのランキング上位のものや、オイリー肌の方からの口コミで評価の高いものを選ぶと良いでしょう。
