すっぽんと心臓病の関係とは

心臓病のうち狭心症や心筋梗塞は、生活習慣とのかかわりが深い病気と言われています。心臓は、収縮と拡張をくり返すことで血液を全身に送り出す仕事をしています。
この血液によって全身の臓器が働きます。
心臓が元気に働くためには、コレステロールの多い食事にをやめ、高血圧や糖尿病を誘引するような塩分や糖分の多い食生活は見直さなければいけません。
すっぽんにはアミノ酸やリノール酸、ビタミンB群、カルシウムなどが含まれていますが、それらの成分は、薬ではないものの薬的な働きをし、心臓病にも効果があります
動悸や息切れは心臓病の初期段階かもしれません。
早いうちに食生活など生活習慣を見直すことが大切です。

もしかして心臓病?まずは検査を受けましょう

心臓に関する病気は山ほどあるので、素人判断は禁物です。
心臓に何かしら異常を感じたら、まずは専門の医療機関を受診して詳しい検査をおこないましょう。
大きな病気でなければ、生活習慣を改善して危険因子を取り除くことが治療の基本です。
その危険因子の多くは食生活の乱れによるものと言われ、バランスの良い規則正しい食生活を心がけることで、大きな病に進むことなく暮らしていけます。

・怖い心臓の動脈硬化

心臓に血液を送る冠動脈が硬化すると、心臓が酸素不足になって狭心症をおこします。
階段を上がったり、速足で歩いたり、食後や、あるいは突然に、胸が締め付けられるような胸痛がおこるのをそのままにしておくと、心筋梗塞を起こす可能性もあります。

専門機関で「生活習慣を改善しましょう」と言われても、いったい何から始めてよいかわからないことも多く、あれやこれやと制限するのも憂鬱になってしまいます。

4千年の歴史を持つすっぽんのお薬効果を取り入れてみませんか?

古くから生活の中で滋養強壮のために用いられてきた貴重な食材は、現代でも安心して取り入れられます。
先人の知恵とは計り知れないほどのもので、成分すら分かっていない状態で、効能を感じていたようです。
私たちはその知恵を受け継いで、現代病と言われる生活習慣病の予防と改善にすっぽんを用いないわけにはいきません。

・すっぽんに含まれるアミノ酸に注目

たんぱく質は筋肉、内臓、皮膚、血液中の細胞、ホルモン、遺伝子、酵素などの材料となりますが、このたんぱく質を構成しているのがアミノ酸です。
人の体の重要な構成材料のはたんぱく質はアミノ酸が多数つながっとものといえます。
アミノ酸の中でも食事からとらなければいけない必須アミノ酸がありますが、この必須アミノ酸がたっぷり含まれているのがすっぽんです。
中でもグリシンは血栓を融解させる働きがあります。

・必須アミノ酸の種類と働きについて

グリシンは、抗酸化作用があるとともに、体内でコラーゲンを構成する働きがあります。
リジンは、体の組織の生成に必要です。
メチオニンは抗うつ作用を持ちます。
フェニルアラニンは神経伝達物質に必要です。
スレオニンは成長促進に必要です。脂肪肝などの予防に効果的です。
トリプトファンは精神安定作用や鎮痛作用があります。
ヒスチジンは神経機能を助ける働きをします。
イソロイシン、ロイシン、バリンはバランスよくとることで筋力を保持し肝機能を正常に保ちます。
すっぽんの成分の中に必須アミノ酸がほとんどすべて含まれているというのですから驚異のすっぽん、あっぱれすっぽんです。

・心臓病に効果があるその他のすっぽんの成分

EPA(エイコサペンタエン酸)は血栓を防ぎ、狭心症や心筋梗塞の予防に効果的です。
DHA(ドコサヘキサエン酸)は余分な血中脂質を減らす働きがあり、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす働きがあります。
また、すっぽんに含まれるリノール酸の働きはコレステロール値や中性脂肪を下げる働きをし、カルシウムは心臓の筋肉の機能を正常に保ちます。

知らないうちに忍び寄る心臓病

ふだん時々、胸が締め付けられるように痛いなどの狭心症の症状があっても、発作時の心電図をとらないと病気かどうかは判断できないため、携帯用のホルター心電図を用いて検査をする必要があります。
たいしたことはないだろうと思っているうちに進行することもあるので、早めに専門の医療機関で診てもらいましょう。
心臓病を予防するには、食生活の見直しと運動不足の解消、十分な睡眠時間の確保などが大切です。

強心症や心筋梗塞などの危険因子とは?

・高血圧になると、心臓は強く収縮しなければならず、心筋が徐々に肥大化していきます。
また、血圧が高いと血管壁が厚くな利コレステロールが沈着しやすくなります。

糖尿病は動脈硬化をおこしやすく、動脈硬化が進行すると狭心症や心筋梗塞が発病しやすくなります。

肥満の人はそうでない人と比べ、同じように動いても心筋の血流不足がおきやすく、心臓に負担がかかります。

高脂血症とは、コレステロールや中性脂肪などの資質が異常に多くなる病気です。
高脂血症になると血管壁にコレステロールが沈着して動脈硬化をおこしやすくなり、心臓の冠動脈に動脈硬化がおきると、狭心症や心筋梗塞になりやすくなります。

ストレスと過労
ストレスがたまったり過労状態になると自律神経やホルモンの分泌に変調をきたし、心臓の働きに悪影響を与えてしまいます。


たばこのニコチンは、血管を収縮させて血圧や心拍数を高め血中のコレステロールを増加させることで動脈硬化の原因となってしまいます。
飲酒は適度ならストレス解消になりますが、深酒は心臓に負担がかかってしまいます。

常生活から危険因子を取り除くことで、心臓病のリスクを減らすことができます。

まとめ

心臓病のリスクを減らすためには、血管の詰まりを防ぎ、血液がスムーズに流れるような生活習慣を送る必要があります。
睡眠や運動、食生活などに気を付けて、血液の浄化作用のあるすっぽん料理を食べたり、
サプリメントを服用することで、心臓病を予防することができます。
この頃、階段を上ったり、早足で歩くと動悸がするなどの症状がある人は「季節のせい」とか「歳のせい」などとあきらめずに、早めに対処して狭心症や心筋梗塞を防ぎましょう。

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