オイリー肌も洗いすぎには要注意!クレンジングを見直して健康な普通肌へ

オイリー肌だから、ニキビができるから!といってお肌洗いすぎていませんか??

その洗顔やクレンジングが、オイリー肌を悪化させているかもしれません。

ずっとオイリー肌が治らないという方は一度、洗顔やクレンジングを見直してみましょう。

オイリー肌ってどんな状態?

肌悩みイラスト

オイリー肌とは、脂性肌のことを言います。

潤いはありますがべたつきやすいのが特徴で、「皮脂・水分・油分」も多い肌となっています。

このようなことに心当たりはありませんか?

□肌のテカリが気になる

□油とり紙は欠かさず使う

□化粧が崩れて沈んでくる

□毛穴が大きくめだつ

□Tゾーンにニキビができやすい

これらに多く当てはまる方は、脂性肌になります。

ここに当てはまるけど乾燥もする!という方は脂性肌と乾燥肌が混ざっているタイプ混合肌になっています。

混合肌の方もTゾーンにニキビができやすかったりと、水分と油分のバランスが取れていない為、肌質のコントロールがとりにくいお肌になります。

混合肌は、皮脂分泌が過剰に行われる部分だけ脂性肌となっている状態です。

では、普通肌(健康肌)はどのような肌なのでしょうか。

普通肌の状態

微笑む口元 女性

皮脂が少なめで、水分が多い肌です。

皮脂と水分量のバランスが良く肌が安定していて健康なお肌であり、バリア機能が働いていますので、外的刺激(紫外線やほこり、花粉、雑菌など)から、お肌を守ってくれます。

ニキビや、乾燥などのトラブルも起こりにくくなっています。

スキンケアも新しいものにチャレンジしやすく、何を使っても大丈夫なお肌なのでスキンケアにお金もかかりません。

この健康なお肌を手に入れるためにするべきことは、一体何なのでしょうか。

避けた方が良いクレンジング

オイリー肌(脂性肌)の方は避けた方が良いクレンジングがあります。

それは、オイルタイプクレンジングです。

なぜオイルタイプはダメなの?

クレンジングオイル

ニキビができやすいオイリー肌(脂性肌)

オイルタイプは、名前の通り、「オイル」で汚れを落とします。

ですがオイル(油分)はニキビの元のアクネ菌のエサになってしまうのです。

アクネ菌にエサを与えてしまうと、繁殖し、更にニキビを増やしてしまうことになりますのでニキビができやすいオイリー肌の方にはおすすめできないのです。

インナードライになる可能性


オイルタイプのメイク落としは、メイク落としの中でも洗浄力が一番強いのをご存知ですか?

濃いメイクやウォータープルーフタイプの化粧品を落とすのに適していますが、通常のメイクならここまで洗浄力が強くなくても落とすことができます。

洗浄力の強いメイク落としは、お肌の必要な水分と油分まで奪ってしまうのです。

更に、オイルタイプのクレンジングを使っている方はなぜかW洗顔している方が多いです!
W洗顔をする事により、更に必要以上に水分と油分を奪っています。

オイリー肌(脂性肌)だからといって、しっかりメイク落としや洗顔Wした後に肌が突っ張る方は、ただの脂性肌や、混合肌ではなくインナードライになっている可能性があります。

インナードライとは、お肌表面は一見オイリー肌に見えますが、実は内側は乾燥している状態です。

こうなった場合、乾燥肌と同じように浸透するタイプのスキンケアで肌の内側から潤いを与える必要があるのです。

お肌は乾燥すると、潤いを保つために、皮脂分泌を過剰に行ってしまいます。

それにより、表面だけが皮脂によりべたつき、そのことが原因で起こる代表的な肌トラブルが実は「ニキビ」です。

オイリー肌になる原因と改善法

オイリー肌(脂性肌)になる原因としては、「食生活の乱れ」や「不適切なスキンケア」「ホルモンバランスの乱れ」などが原因で起こります。

オイリー肌改善するための正しいスキンケア方法から見ていきましょう。

食生活を見直す

食事風景

お肌は食事からの影響を受けやすくなっています。

食生活が乱れますと、お肌の水分や皮脂の量も乱れてきますので、口にするものも意識してみてください。

■気を付けたほうが良い食品

《血糖値が上昇しやすい食品》

炭水化物(白米・パンなど)、甘いお菓子類(チョコレート・ケーキなど)

《中性脂肪になりやすいもの》

甘いお菓子類(バター・砂糖を含む物)アルコール類、糖分の多い果物

これらは皮脂分泌を過剰にするので摂取量には注意が必要です。

■取り入れるべき食品

《皮脂分泌をコントロールしてくれる食品》
ビタミンB1を含む食材です。

豚肉、うなぎ、たらこ、玄米、昆布、枝豆

《皮脂分泌抑制、コラーゲン生成をサポートしてくれる食品》
ビタミンB2を含む食品です。

レバー(牛・豚・鶏)牛乳、塩サバ、納豆、卵、うなぎ

日頃から、栄養バランスの良い食事を心がけてみてください。

オイリー肌(脂性肌)の方のスキンケア法

メイクグッズ クレンジング

間違ったスキンケアをやめ、自分の肌に適したスキンケアを取り入れてみてください。

《クレンジングは肌に優しいものを選ぶ》

普通のベースメイクをしている場合、お肌への負担が少ないものを選んでください。

ゲルタイプがおすすめ!
ゲル(ジェル)タイプは肌への刺激も少なく、メイクに良くなじむのでとてもおススメです。
肌タイプを選ばずお使いいただけます。

※ウォータープルーフなど落ちにくい場合は、部分用クレンジングを使い丁寧に落としましょう。

《洗顔やクレンジングは優しいタッチで》

洗顔

オイリー肌(皮脂性肌)の方は皮脂を落とすために過剰に洗顔をしてしまいがちです。

洗顔の回数は多くても朝と夜の1日2回までにし、洗顔やクレンジングをする際はゴシゴシ洗うのではなく、優しくなでるように行いましょう。

クレンジングは適量(パッケージに記載された量)を守り手早く手のひらで優しくスルスルとなじませ、洗顔は泡立て、泡で汚れを吸着させるようにします。

クレンジングを長時間のせておくと、お肌の潤いを奪ってしまいますのでなじませた後はすぐにすすぎます。

すすぐ際も32℃位のぬるま湯で、顎の下から洗い残しが無いよう丁寧に優しくすすいでください。

綺麗にすすぎ終わりましたら、柔らかいタオルを顔にふわっとあて、水分をとってあげましょう。

ここでも、タオルでゴシゴシふき取るようなことはしないでくださいね!

(※このクレンジング法は、インナードライの方にも有効です。)

《化粧水も皮脂分泌を抑えてくれるもの》

スキンケア

化粧水を選ぶ際は、さっぱりしたものより毛穴を引き締めてくれる収れん化粧水や、ビタミンC誘導体が含まれている化粧水がおすすめです。

化粧水後は必ず乳液やクリームで蓋をしましょう。

化粧水が蒸発し、肌の水分まで蒸発してしまいますので、オイリー肌だから乳液は塗らないは大間違いです。

ですが、オイリー肌(脂性肌)の方が乳液やクリームを塗る場合、べたつかない程度に薄く乗せてあげてください。

比較的べたつきにくいクリームや、ゲルタイプのものを使用すると良いでしょう。

まとめ

オイリー肌(脂性肌)について紹介しました。

クレンジング法やクレンジング剤を1度見直し、更にバランスの取れた食事を心がけながら、オイリー肌(脂性肌)対策をしてみてください。

トラブルの少ない、ストレスフリーな普通肌「健康美肌」を目指しましょう。

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